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桃とラベンダー

天使の粉だけ 食べて生きるの

あんまりABC座について話をしていないABC座の話

 戸塚さんの誕生日に主演舞台が決まってとっても幸先良い感じでHappyです!ハッピーなバースデーで最高です。かわいくんの誕生日だってマチソワ舞台でお祝いできて最上級にHappyだったけど!!張り合うことじゃないです。誕生日をお祝いできることの幸せ、噛み締めたい。。

 

で、またつか舞台なんじゃないの~~??って言いながら見てみたらやっぱりつか舞台でした。わたしつかこうへいというジャンルがほんとうに好きじゃないんだけど、好きじゃ無いけどでも見たい!なぜなら嫌いだから!!っていう奇怪な気分なので、とても楽しみです。戯曲読んでも駄目なんで多分つかこうへいの思想に合わないのだろうとは思うんだけど、ただ戯曲を読むのと舞台として完成した物に触れるのとでは受ける印象も違うし、「合わない合わないほんと嫌い」って思いながら目から滝の涙を流すことはまぁよくあるしそういう風に感情を揺り動かされるのも嫌いじゃないし舞台って面白いなって思うし、別に合わないから見ないとかそういうことはないし、何が言いたいっていうとチケット取れたらいいなってことです。

 

 

ところで、以前友人が錦織演出の舞台を見たときに感じたアレルギーについて話したとき、「果たしてわたしたちはつかこうへい*1が苦手なのかそれとも錦織演出が苦手なのか?」ということについて懇々と話し合ったんですけど、結果はまぁ、出てないんですけど(すぐにクズ論に話が切り替わったので)、サンズオブマッシュルームを見てとりあえず現段階ではどっちもかな?と思いました。ということでABC座の話をします。

といっても別にあらすじとかストーリーについてどうこうとかそういうのは無いんだけど。だってとてもわかりやすい話だと思ったし、多分見た人には齟齬無く伝わる話だと思ったので、そういう意味では所謂ジャニーズ舞台より普通の演劇だなって思いました。誤解する余地があんまり無いんじゃないかなっていう話です。暗喩とか探せばあるんだろうけど気づかなくても物語は追えるし、小ネタはスルーすればいいし、ポカーンってなることはなかったし。 でも話がちゃんとわかるからこそ、展開が急だなとか何でそこでリョウスケ死ぬの?とかそういうところが気になったけど……いやだって、展開に困ったから殺したの?って思うくらいのタイミングで死んだから、気になってしまうよ。酒屋の息子が既に故人であることに引っかけて因果を語りたいのかなって、バンド名が一緒であるとか喧嘩のくだりでのゴローさんの台詞とかでそう勝手に思ってたんですけど、それにしたってあそこでいきなり死ぬの唐突過ぎないだろうか?? ジャニーズ舞台は人がよく死ぬけど、でも今回のはジャニーズ舞台っていうより普通の演劇だなって思ったからこそそういう普段ならスルーすることを気にしてたのかもしれないけど。人が死ぬのに理由は無いし、不条理なものだけど、でもそういうテーマだったわけじゃないよね。ちょっとその辺がよくわからなかったです。それ以外は、ストーリーとしてはぎくしゃくしていた父親不在の疑似家族が、ゴローさんという父親を得ることで本当の家族になる、素敵な話だなと思いました。あとフミトがすごくかわいかった! 嫌いの話にいくと、時間も短いので熱海出発広島で感じた背筋に寒気が走るほどの嫌悪ってのは無かったんだけど、根底にじわじわくる露悪的かつ偽悪的なところがあんまり好きじゃないな~って思いました。 今まで見てきたつか錦作品はどれも人の弱さを炙り出して直に見ろと突きつけられる感じがして、でもその人っていうのは男なんだなっていう感じが好きじゃなくて、そしてその弱さを肯定すべきことを期待される女性性という代物には嫌悪感しかなかったんだけど、サンズオブマッシュルームには男しかいなかったからそういうめんどくさい感情は沸いてこなくてそれはよかったです。でも「あぁ、好きじゃない、好きじゃないな」って思いながら、クライマックスはビービー泣いてたので、多分錦織演出のことも好きじゃ無いんだと思う。ただそれが彼の中に流れるイズムを嫌っているのか、本人のものなのかはちょっとよくわからない。だから、「どっちもかな?」っていうよく分からない、そんな感じ。でもそれが分かるにはこの物語はあまりに時間が足りなすぎたと思うし、きっと適切な時間があったらリョウスケはもっと正当に死んだと思うんだなぁ。あとフミトのキャラクターも掘り下げたらもっと可愛かったと思うんだけど!!リョウスケのために自分のフォロワーに「あいつ猫好きだから猫の写真送ってあげてよ」とかそんな感じのことを言ってその優しさがちゃんと伝わっていないというふたりのボタンの掛け違ったままの関係性、兄弟間でよくあるあれ、もっとちゃんとやってほしかったなぁ!(フミトモンペ)

ジャニーズ舞台は人がよく死ぬとは言ったけど、そして実際安易に人が死ぬね、とは思うんだけど、でもジャニーズ舞台はそういうジャンルでありそういう様式だと思ってるので、あらゆる突飛なことにもあぁそういう表現なのねって思います。だからまぁ、様式美だなって思うんですけど。サンズオブマッシュルームに関してそう思えなかったのは多分錦織さんのことを別のジャンルとして見てるからなんだろうなと思うし、それが良くないのかも知れないなぁって思って、構えて見なかったら二回目から楽しくなりました。結論を申しますとABC座2015最高にたのしかった。ありがとうニッキ。キアオラグラシャスありがとう。考えがまとまっていないのでこの話もまとまらないまま終わります。

 

 

(二幕については、ラブミードゥーだよ!!!!!!としか言いようがありません。ありがとう、A.B.C-Z。ありがとう、ジャニー喜多川。ありがとう、この世の全てに、ありがとう。)

 

 

 

 

追記

一番大事なことを書き忘れていたけど、プラネッツすっごいよかったです!もうほんと、それが一番大事!!!
かわいくんが楽しそうにドラムを叩いている姿を、楽しそうだと受け取ってあったかい気持ちになれるとは、なんとすばらしいことだろうか。A.B.C-Zが最高なのはわたしにとって語る必要のない当たり前のことなので(むしろ違った時が特殊なのでそのときは腰を据えて話すわくらいのきもち)忘れてたけど、A.B.C-Zにたいしてはなんの心配もないんだなぁ、一人一人についても、全体についても。っていう自分の気持ちを新たにしました。再確認したという話です。そして信仰告白postにつながる。

 

このように現場が無いと駄目なヲタクに成り下がってしまったので戸塚さんチケットください。

*1:そのとき話したのは錦織さんの中に染みついたイズムとしてのつかこうへいについて