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桃とラベンダー

天使の粉だけ 食べて生きるの

2015年ジャニーズワールドに向けて初演についての妄想を供養する

2015年末のジャニーズワールドが今年も上演されるということで何となく自分のJWに関する発言等を遡っていたのですが、去年の6月くらいにJWをファウスト的に読もうとしていてさすがにこいつイカレてるなって思いました。

 

つまりファウスト=薮P グレートヒェン=少年(山田くん)としたときに、メフィストフェレスとはショービジネスの魔物であり、薮Pは自分の欲望のために大切な少年を死なせ、神話世界(ジャニーズ過去舞台)でヘレナ(最高のショー)を追い求めるが、不安や死(ブラックホール)に脅かされるがなんだかんだあって少年が愛を思い出しユートピアへの帰結。罪を犯した薮Pともども救われる(この場合えびは神話世界の住人ということになる)みたいな。そうすればJWの第二部がカオスなことも腑に落ちるっていうかぁ。あ、ちなみにわたしがJWっていうときはたいてい初演なんですけど。

こんなことを去年の6月くらいに考えていました。ちっとも成長していない。あとジャニーズ伝説再演における河合郁人ソロについてメフィストフェレスの足に絡めて少し考えたりしていました。鍵のついた日記の中で。それについても今後まとめるかもしれない(まとめないかもしれない)

 

で、JW初演について長々と書いていたゲーム脳全開の記事があったので、供養の意味を込めて再掲します。これは(未)ファウストのころのわたし。南無三。

 

 

 

 

第一幕

女性スタッフがショタを落っことしかけたところでショーが開幕する。毎回これ、何にもフォローがないんだけどこれは山田君のと違ってただの演出だよっていうことなんだろうか。明るく楽しくショーは始まるんだけど毎回山田君が女神像にぶつかって女神を破壊。女神の抱いていた地球を落とす。これに限らず山田君はとにかく色んなものをぶっ壊していくけどそれはさておき、おいおいこんなんじゃショー続けられないよ!!とJUMPちゃんがあばばばしていると袖から「止めるな!」と叫び、現れる薮P。

「ショーを続けろ!」「こんな状況でも続けろって言うのかよ」「なら俺だけでもやってやる!」ということでのSHOW MUST GO ON!!のくだり。ここがレベル1ケタの主人公パーティが勝てない敵と対峙して絶体絶命、からの超強いNPCに救われるヤーツな展開っぽくて超高まる。SEも最高。ちゃっちゃらっららっらららーのところではしー召喚、からのえびし4人召喚のところ、「出でよ、忠実なるPのしもべたち…!」っていう感じでサモンされるの好き。(その後はしーはJUMPちゃんと薮Pへの不満をぷんすこ垂れているのだが)あとセクゾンちゃんも召喚されますがこの召喚されるときに出てくる薔薇のついたてがとってもウテナ。すっごくウテナ。好き。

 

とりあえずひと段落したところで、薮Pへの文句をたらたら垂れるJUMPちゃん(とはしもと)に対し「失敗を恐れるな」と割り込む薮P。失敗をしなかった人間は何もしなかった人間だ。それが分からないなら今すぐこの場を去れ、的なことを言う。この直後のスクリーンがぐにゃあって歪んで回転するところが、もう、完全にはい、エンカウント!今エンカウントしたねっ!!って感じでよい。さっきからよい、しか言ってないけど。JWは感覚で食べるもの。
「あんたの頭の中は狂ってるよ…」と山田君に罵られつつ、薮Pによる4Dフライング。またもえびし4人が召喚され、また忠実なる召喚獣っぷりを見せる。よい。吊られてぐるんぐるん回っているんですが、五関さんとか戸塚さんは綺麗に回っているのに対し塚ちゃんがうおーっ!って感じでよっこらえっこら回っててなんか超かわいい。ちなみに河合くんは毎回私の席から遠いところで回ってるのであまり見れなかった。わたしはいつもこうだ。その後、吊られ終わったえびしが地上に降りて吊り具だけが上に回収されていくんだけど、その吊り具の影がスクリーンに映ってるところがもう無性に昂る。さっきまで人の影が映っていたところに吊り具だけがぶらぶらしてるこの無常感、無情感。マリオネットの悲哀を感じる。マリオネットはその後は普通に薮Pとステージで決めるけど。えびちゃんセクゾンちゃん召喚により何とかショーを立て直した薮Pはそのままショーを再開。バンドとかやる。ふまたん熱唱。


とにかく1幕では素の、役から脱した演者としてのえびの台詞っていうのがほとんどなくて、なので一層マリオネット感(もしくは召喚獣感)が強まる。一応はしーが最初に「やっぱりあいつ狂ってるよ(ぷんすこ」的なことを言うんですけども。でもあそこもしかして薮ちゃんの代わりなのか?多分あんまり意図はないだろうけど。とにかく1幕でステージ上での役を外れた台詞を言うのは基本的にはJUMPちゃんだけのように思う。※コントと追悼は除外する。
その後とりあえず薮Pの言いつけどおりショーを続ける山田君。えらい。12か月を巡って、13月を探すというストーリーを追っていくことにする。そう私は解釈する。


1月

ここの音楽と演出もヲタホイホイ。私的にはジュニアマンションが開くまでがピーク。音的に。でも水太鼓カッコイイです。三味線は何人かギターみたいに持ってる子がいてそれが少し気になる。

2月

えびの雅。塚五がフライングしだすところ、ボスが第二形態を現した感じがしてよい。どうでもいいけど後半の衣装がけしからんと思う。どうでもよくないけど。

3月

桜の精アリオカッティ。百花繚乱のイントロ高まる。

4月

タイタニック。薮P、プロデューサー自らご出演。そして熱唱。つんく♂先生もびっくりですね。五関様の舞を堪能できるコーナー。

5月

ヒンデンブルク号。河合くん口上による案内で始まり、戸塚さんがレポートする悲劇。ここで山田君が役を離れ、「何で悲劇ばっかり追うんだよ!」とぷんすこ怒り出す。「別に好き好んで悲劇ばかり追っているんじゃない。1年の中にはその方が多いからだ」という薮Pに対し、「あんたは美しいものを見ようとしない。確かに1年のうちに人はたくさん死んでいくけど、でもそれと同じくらい、生まれてくるんだ。その幸せな瞬間が大事なんだ」ということでジューンブライドに続く。

6月

高木くん主演ジューンブライド。しあわせ!かと思ったら何か様子がおかしい。黒人ダンサーさんも出てきて何やら悲哀を表現している。奥さんに先立たれたの?それとも逃げられたの?と思って見てたんだけど、14日に見たら説明台詞がちょー追加される。「あの人はどうして逝ってしまったんだろう?でもあの人が遺してくれた子供たちがいる!この子供たちの未来を守らなくては…!そんなわけで7月8月楽しくいってみよう!」的なことを(ニュアンス)高木くんが言うんだけど、初期verではそんな長々と言ってなかったので各々想像しといてねー的な感じだったのに、台詞追加したせいで「ちょ、おまwwそんなに産ませたのかよwww」と思えちゃってしょうないのであそこは足さない方が良かった気がする。だからじゃないのか?とか思っちゃうし。

7月

祭→服部良一メドレー

とにかく若い子(ジュニア)が楽しそうに踊っている。楽しいよね、夏って。

8月

シャッフルユニット。ファンキー男子な戸塚さんと、とにかくキラキラ光ってる河合くん。物理的にも光ってる。見てるだけで幸せになれるのコーナー。河合くんがくるくる回ってキャハッてしてるとこ、最高。楽しいよね、夏って。ちなみにほうぼうからハロプロっぽいって言われているのは多分ここ。楽しいよね、ハローって。

9月

コント。夜が長いと書いて長月で、長い夜は笑って過ごしましょうということでえびちゃんによるコント。年がら年中お笑いを見ている私にとってはピンとこないわけですが(しいていえばKOCがあるのはそれくらいの時期か?ってくらいじゃないか)薮Pのショーの中にこれがデフォルトで入っていたのかと思うとなかなかシュールだと思う。

10月

義経綱渡り。山田君ぷるぷるしてた。

11月

壇ノ浦源平合戦。塚ちゃん知念様のアクロ選抜フライング対決。塚ちゃんの演技がいかつくて素敵だったので無くなったのは非常に惜しい。でもラストの「壇ノ浦に沈んだ…ッ!」ていうの少し笑ってしまった。沈まなさそうだった。

12月

忠臣蔵。吉良きゅん!吉良きゅん美しいよ吉良きゅん!!吉良きゅん、初期装備が扇だけって可哀想過ぎるよ!でもお美しいよ!><
ここまでショーをやり続けてきたけどやっぱり殺伐とした争いと悲劇の歴史を語るのが嫌になったのか、山田君がショーの途中で我に返り、皆を止めようと駄々をこね出す。第一回駄々っ子。それに対し薮Pが「止めろ!歴史が変わってしまう!」と叫ぶわけだが、ということはつまりこの世界でいうショーとはその世界(歴史)の当事者に入りこんで再現、再演しているということになるのだろうか?それとも単に薮Pが現実と虚構の区別がつかなくなってしまったのか。とにかく山田君のみ役から離脱した状態でステージに立っている。するとやはりそのイレギュラーな状態によって空間に綻びが生じ歪んでしまったのか滝が決壊するという大惨事が発生。山田君を助けようとした薮Pはそのまま死亡。「あんた、俺に何を伝えたかったんだよ……!」という山田君の叫び虚しく、薮Pは天使セクゾンちゃんに連れていかれていくのであった。

余談ですけど、切られた戸塚さんが目を見開いて死んでいてとてもよい。あと山田君の自我のせいで空間が歪んだ後、死んだはずの戸塚さんがまた立ちあがって戦い出すのがこれまたよい。狂気の沙汰。(一幕/了)

 

 

第二幕

セクサマから始まる第二幕。ヘブンのイメージ曲か何かなのかだろうか。ヘブンには!季節感など!無意味!!からのTwinkle Twinkle A.B.C-Z。かわいすぎてどうしよう。

その後セクゾンちゃんによる説明台詞。三人は未来のヘブンの住人であり、ここは宇宙?かな?健人さんがここで「過去はその時代を生きた人に聞けば分かる。現在は過去と未来をつなぐもの」なることを言い、未来のヘブンは夢に溢れているんだ!と語ります。そして薮Pは死んだのでここに来るだろう、とふうまくんが言っていたらほんとに薮Pが来る。時空の歪みに飲み込まれた結果老人になった(?)薮Pは「確かなのは過去だけだ」という言葉を遺し、そのまま連れて行かれしまう。
この宇宙は未来のヘブン(響きが面白い)の住人であるセクゾンと、過去の証人えびが同居しているからごっちゃごちゃなんだけど、死後行き着く場所もここにあるとすると更にカオスだなと思う。未来はまだ存在しないものであり無であるから、死者の還る場所と未来の生まれる場所は同じなのだろうか。とはいえ山田君も普通にいるのである。山田君死んでなかったじゃん、何でいるんだよ!という説明はまったくない。ただ薮Pと違って連れていかれはしない。一人残された山田君は、13月を探して彷徨うのであった。行くあてもないし。しっとり歌う山田君にあわせて舞う知念様がとても素敵。

ここでJUMPちゃんも登場して「俺らも連れてけよ!」的なことを言い出す。薮くんが普通にそこにいるので観客が混乱すると思ったのか「あれ?プロデューサー?」「何言ってんだよ、どっからどう見ても薮ちゃんだろ!」という説明台詞が挟まれる。これによってさらに混乱する。よくわからないけど決壊による歪みに飲み込まれてしまったのか山田君だけでなくJUMPちゃん全員宇宙に漂流したらしい。こいつは大変だ。

若者たちが漂流していると何やら物騒な軍団が現れる。過去の象徴のような存在であるらしいA.B.C-Z、戸塚さんが「今の日本は平和だけど、昔は若者は軍隊に行って行進をしていたのだ」的なことを言う。さっきの物騒な登場は、実演での説明だった模様。えびちゃん優しい。えびは別に決壊によってここに来たわけではなく地球の過去全ての象徴、証人としてそこに居るようで、そして今はショービジネスの星に住んでいるとのこと。ここからえびの宇宙史が始まる。ところでジャニワにおいて過去とはつまりショーなのだろうか?


そんなこんなでショービジネスの星の力、見せてやる!とデスペラードで星をぐるんぐるん回していたらJUMPちゃんはどこかに行ってしまった。がっかり!「若い奴は話をちゃんと聞かないんだから!」過去の証人でありショービジネスの星の住人の案内よろしく、ジャニーズの過去舞台(SHOCK、ドリボ、革命)について巡っていく。あとシェイクスピア10番勝負。健人さんの台詞「過去はその時代を生きた人に聞けば分かる」を、ここから先延々とやる感じ。

 

一通り見終えた後で知念様の独白。ここの知念様は一度パーティを抜けて一人でイベントを起こしているところっぽい。よくありますね。知念様曰く、「SHOCK、DREAM BOYS、滝沢革命。こういった素晴らしい舞台を作るには強靭な肉体が必要なんだ。だから僕はもっとトレーニングしなきゃいけないんだ。」なるほど。そう自分を追い込む知念様の前にアクロバット神然として現れる塚ちゃん。アクロしつつ「肉体ばかり鍛えていても心を強くしなきゃダメなんだよ!」と語りかけるも、知念様は取り合わない。そんな知念様に負けず塚ちゃん続ける。「どんなに肉体を鍛えても越えられない壁があった。その時は分からなかったんだ、心を鍛えなきゃダメだってことに」そして知念様の乗る空中ブランコに近寄り、ブランコに勢いを付けて去っていく塚ちゃん。「知念、お前なら飛べる!」知念様、無事空中ブランコを成功させ、心の成長を見せる。ここのくだりは歴代英雄に反発しつつその力を借りて一皮むける的な展開っぽくてよい。よくありますね。


ここで唐突にセクゾンが、死者の吸いこまれる星「ブラックホール」について説明をする。星とは。「世の中には楽しいことばかりじゃない。前に進むためには宇宙の全てをちゃんと見ないとね。13ヶ月目は、その先にあるんだから!」セクゾンの立ち位置は未来だから、過去と現在には不干渉のようである。そもそも未来はまだ存在しないものなわけで、概念的、抽象的な存在なのかもしれない。だから勝利君とか、あんなふわふわなんだろう。ふうまくんはまろまろなんだろう。健人さんには各自思い付く擬音を当ててください。一方えびの立ち位置は過去で、既に存在したもの。そしてえびは宇宙人ではなく人間(地球人)である。そう本人が言ってた。でも地球上に存在したあらゆる過去を知っている風なところなどどう考えても普通の人間ではない。そしてブラックホールの先には行っていない(死んでいない)。ブラックホールに吸い込まれる人々を静かに見送り続けている。かといって13月の「全て」を知っているわけではない様子。結局えびは何だったんだろう。過去に縛られたまま宇宙を漂流でもしているのだろうか。人間でありながら、人間でないのか。

二幕における山田君(とJUMP)の状態は、死者ではないけれど地球にはいないとても宙ぶらりんな状態で、この状況から脱するためには全ての星でイベントを起こさなければならない、過去を見て回らなければならない的なミッションを発生させているように見える。過去を追体験したり試練イベントをこなしたりして、ついに最終ダンジョンブラックホールへ。13月の謎を全て解くぞ、と意気込む気持ちでミスバを踊る山田君。バックについてるえびがとてもよい。しかしながら背後に映る山田一の映像、これは過去ではなく近日放映の未来だった。


全てを見ないといけないからね…というしょりたんの言葉に従うようにブラックホールに導かれた山田君は、そこで死者がブラックホールに吸い込まれていく姿を見て衝撃を受ける。えびに淡々とブラックホールの説明をされるも、死者の中には子供もいるじゃないか!!と山田君はパニックを起こす。「あの中に家族がいてもお前ら平気なのかよ!あんたらそれでも人間か!?」ショックを受ける山田君に対し「死者の平穏を乱すお前こそ人間じゃない」「人間は死ぬために生まれてくるんだ」「それを分からないお前は、愚かだ」と冷徹に畳みかけるえび。ここのはしーの、「愚かだ」の言い方がよい。過去のひとつとしての死を語るえびちゃんと、薮Pの死によって死を肌で感じたばかりの山田君との死に対する温度差が激しく、近しい人を喪ってすぐだからしょうがないとはいえ、山田君、ただの駄々っ子である。第二回駄々っ子。一方さっきまであんなに明るく優しいお兄さんだったえびはここでは冷徹で感情をあらわにしない。それでも駄々をこね続ける山田君に対し「そんなに言うならそのブラックホールに飛び込めよ!……俺たちはもう止めないよ(戸塚)」と言い捨てえびは去っていく。飛び込んでどうしろというのだろう。置き去りにされた山田君もそう思ったに違いなく、「どうしたらいいんだよ……」と弱音を吐く。そこへ颯爽と現れる天使しょりたん。「これは現実だ。」と言い放つ。人間は生き続けることはできない、人間は死んでいく。それから目を反らしてはいけない。13ヶ月目はその先にあるんだから。


山田君を見捨てたえびは今度は山田君を除くJUMPに対して現実を見ろ的なことを迫る。ここで視点が薮君に切り替わる。RPGにありがち。少なくともテイルズにありがち。山田君絶賛放置。以下箇条書き。
・秦の始皇帝による不死への欲望
・エジプト王の飛空挺
・人間の欲望は自然の怒りを買う。(地球の怒りに逆らうな!)
と、人間の欲望は愚かで云々的な話を続けた後で、でもね!人間ってすごいポテンシャルがあるんだよ!!というお話に続く。
出エジプト記
・ピラミッド
・ナスカの地上絵
このあたり怒涛の説明台詞で本当に戸塚さんお疲れ!という感じ。説明台詞がとにかく多くて戸塚さんは知の番人か何かなのかマクスウェルなのか。出エジプト記の海割って神懸かった奇跡だし人間の力としてよいものか、と思うけどそういう野暮なことは言わないでおく。河合くんの神妙な顔が美し過ぎたのでチャラ。

人間の愚かさ、弱さ、そして強さ。その全てが既に存在した過去つまり現実で、そうした現実から目を反らさずに受け止めてほしい。そのうえで人間の力を信じ、その力で未来を切り開いてほしいと願うえび。なのに人間の過去の遺産・功績を否定してくるJUMPちゃんに苛立ちを隠さないえび。「過去なんか興味ないね!」とまで言われる。たぶん説明の仕方が強引すぎたのがいけない。腹立ちまかせに「人間のすごさが理解できないなんて可哀想な奴らだ!」「こんな奴らが未来を作るなんて」と吐き捨て更にJUMPを怒らせる。「じゃあお前らが作った過去は立派なのかよ!」「立派じゃない、だから作ってほしいんだ(河合)」「お前らに出来なかったことを俺らに押し付けんなよ」「ちょっとは頭使えよ(橋本)」ここでフラフラと山田君が登場。だいぶ疲れているけどブラックホールに足突っ込んだりとかしたのかな。

「ちょっと聞いてくれよ……、こいつも、こいつも、こいつもこいつも!人が目の前で死んでも何とも思わない奴らなんだよ……」
ここの山田君が完全にイッちゃっており、その後も「人間には無限の可能性がありますけど人間の命には限りがあります?あなた方の言ってることは矛盾だらけですねぇ……?」と、そこまで矛盾だらけでもないことをすごくアレな口調で言う。無限の可能性があれば死ぬことなんてないだろう生き続けることができるだろう?!と主張したいのかもしれないけど生きているうちに色んなことができることと、命に限りがあることとは必ずしも矛盾はしないんじゃないだろうか。薮Pの死によって山田君の中で死がNGワードにでもなっているのか若干正気を失っていて、JUMPも山田君にあまり触れようとしない。もはや両者の溝は埋められない、ということで戦闘。闇を突き抜ける。半裸になる。オペラグラスセットオン。河合くんのまっしろましゅまろすべすべぼでぃがかわいらしすぎてそればかりをガン見しているのでここ全体がどうなってるのかとか全然見てないけど、なんかすごく喧嘩してる。途中セクゾンが乱入して割り込む。何しにきたんだろう。

 

闇を突き抜け終わって、戦闘終わりなのか戦闘中の一時停止状態なのか。そこで山田君は一人の少年兵のことを回想する。回想だった気がするけど違うかもしれない。山田君はひとり裸の少年を歌い、日本は平和だと続ける。「だって僕たちが戦争に行かなくてもいいのだから」ここは戸塚さんの先の台詞「昔の日本の若者たちは--」と対応している。少年たちが犠牲になることのない世界が今の日本にはあるのではないか?争いを繰り返し、歴史に悲劇を刻み続ける人間だけれど、それでも人間は少しずつ争いを無くそうと進み続けているのではないか?

 

何だかんだあって身も心も裸になったえびとJUMPは13月の真理を掴む。13月というユートピアは心の中にある。だから探すんだ、心の中を……。薮Pだけがそれを知っていたんだ……。人間は裸になれば大概のことはわかる。「俺たち、間違ってた」駄々っ子、ここでようやく正気に戻る。ユートピアは永遠の命同様に現実には存在しないもの。シェイクスピアの魂が作品の中で500年以上生き続けるように、永遠は虚構の中にのみ存在する。そして、ユートピアは現実にはなく、それぞれの心の中にのみ存在するもの。「(薮Pは)それをショーで再現していたんだ!」と気付き、13月の真理を掴んだJUMPは「地球に帰るぞ!!」と意気込む。ここで何故かえびも「俺たちも行くよ!」と言い出す。おい、過去!!星の持ち主!!「お前たちの作る未来が見たくなった」じゃあしょうがない。

 

よっしゃ帰ろう!ということで皆でワイワイがんばって地球を文字通り引っ張り上げる。目的地が見えないと目指しようがないよね。でもこの持ち上げるシーンで聞こえる煽りが戸塚さんと河合くんばかりでみんなもっとがんばろう、と毎回思った。持ち上げるので精いっぱいだったのだろう。何とか持ち上がった地球の綺麗さに感動する一同。こんなにも綺麗な地球、でもどこかで違う正義のために争っている人達がいる。でも人間は平和にひとつになることだって出来るんだよ、五輪とか。この辺から怒涛のまとめ台詞。「世界の涙の量は決まっていて、誰かが泣けば誰かが笑うという言葉があるけど、でも俺たちはそうは思わない。いつかきっと、皆が笑顔になれる日が来る」そういう未来をつくろうとがんばらなければいけないんだ!と決意するJUMPちゃん。過去と向き合い、未来を切り開くことが出来るのは、今をいきる自分たちだ!さぁ、地球に帰ろう!!(二幕/了)

 


ここまで読んでくれた方に感謝を申し上げます。自分で読んでも疲れたし正直何言ってるのかわからなかったですが、当時のわたしとても楽しかったんだろうなぁ。JWが好きだったんだろうなぁ。今年のJWも素敵なJWになるといいなと思います。